大型犬と小型犬ではしつけの方法が違う

◆犬の大きさに合わせたしつけの方法

犬には片手で抱けるくらいの小さな大きさのものから、大人の人間1人では抱くことが出来ないほどの大きさのものまでと、体格に大きな差があります。犬の学習パターンは1つですが、犬の大きさによってしつけの対応の仕方が実は異なるのです。小型犬と大型犬では、しつけの対応の仕方にどういった違いがあるのでしょうか?

目線の高さ

身体の大きさに違いがあれば、もちろん目線の高さも違ってきます。しつけをする愛犬の目線の高さに合わせてしつけをする必要があります。というのも、犬は高い位置からの目線に対して、恐怖心や不安感、敵意を持ってしまうからなのです。

<大型犬の場合>
愛犬の目の位置が飼い主の腰の位置くらいであれば、立ったまましつけを行うことが出来ます。

<小型犬の場合>
愛犬の目線はかなり低い位置になりますので、飼い主は座ったりかがんで目線を出来るだけ低くするようにしましょう。

行動に合わせたトラブル回避

<大型犬の場合>
身体がどっしりとしているので、足への負担が非常に大きいことから、フローリングで滑って捻挫や骨折をしやすい。室内飼いの場合は、使用する床材にも気を配ってあげる必要があります。

また、大型犬は身体の大きさから周囲の人たちへの配慮も必要になります。急に飛びかかったり、吠えるといった行動に対するしつけが特に必要と言えるでしょう。

<小型犬の場合>
室内飼いが多いことから、人間との共存面では特に気を付けなければいけません。ベッドやソファへの上り下りの際に足腰に大きな負担がかかる可能性があります。ステップなどを用意して、出来るだけ愛犬への身体の負担を減らしてあげる必要があります。また、小ささから移動が楽に出来るという利点がありますが、抱っこやキャリーケースに慣らすことが重要になってきます。

成長のスピード

大型犬と小型犬とでは、成長のスピードが実は違います。小型犬であれば、身体も精神面も1歳で大人へと成長をするのですが、大型犬は1歳だとまだ精神面が子供の状態なのです。大人になるまでには2~3年はかかると言われています。ですので、犬種に合わせた成長のスピードで、

しつけの内容も決めてあげなければいけません。

運動量

<大型犬の場合>
身体が大きい分、必要な運動量もたっぷりとってあげて。1日1時間はお散歩してほしいところ。ところどころに軽く走ったりしてエネルギーを発散させてあげましょう。

<小型犬の場合>
身体は小さくても毎日のお散歩は必要です。お散歩がないとストレスが溜まってしまいます。また、外の環境に慣れず外が嫌になる可能性も。