問題行動、トラブル⑥外出時のマナー

自宅では許されることであっても、外に出ると他の人や犬への迷惑から許されないことがあります。愛犬が気持ちよく外に出れるようにするためにも、きちんと外出時のマナーは身に着けておくようにしましょう。色々なシーンに合わせたマナーをご紹介しますので、愛犬を外出時に一緒に連れていきたいという方は、しっかりとトレーニングをするようにしましょう。

キャリーバッグを利用する

人がたくさん集まる場所や公共の交通機関を利用する場合、キャリーバッグに愛犬をいれることになります。キャリーバックは身動きが取れないということもあり、入ることを嫌がる犬も少なくありません。しかし、キャリーバッグに入らなければ一緒に出掛けることは難しいですので、きちんとキャリーバッグに入ることに対する抵抗を取り除くようにしてあげましょう。

キャリーバッグへの抵抗をなくす

嫌だと思っていることをいきなり実行することは難しいですので、1つずつステップを踏んでいくようにしましょう。キャリーバックに慣れされる方法としては、以下の方法が非常に有効的です。

・ごほうびを持った手をキャリーバッグの中へ入れ、中へと誘導をする。

・キャリーバッグの中におもちゃをおくなどして、楽しい場所であるということを認識させる。

・フタを閉めた状態で、しばらく放置をしておく。

・愛犬が入ったキャリーバッグを持ち上げて移動をさせる。

車での移動

車の存在に怯えている犬の場合、車の乗り降りがスムーズにいきませんので、車での移動は難しいでしょう。車が苦手の状態で車を使って移動をさせてしまうと、精神面で大きな負担となりますので、少しずつ段階を踏んで車に慣れさせるようにしなければいけません。

ステップを踏んで車に慣れさせる

最初のステップは、ごほうびを使って車に対する抵抗感をなくすことです。ごほうびを車の中へ入れ、自ら車へ乗りこませるようにします。ごほうびを口にすると共に褒めてあげるようにすれば、車が楽しい場所だという認識へと変わります。車へ乗り込むことに抵抗がなくなれば、おもちゃなどを使って落ち着く車内空間をつくってあげましょう。

車で楽しい場所へ連れていこう

車に乗ることへの抵抗がなくなれば、色々な場所へ愛犬を連れていくことが出来ます。さらに車を好きになってもらうために、車で愛犬が喜ぶ場所へ連れていってあげるようにしましょう。

大きな公園やドッグランに連れていき、ボールやフリスビーなど普段はなかなか出来ないような遊びをしてあげるのです。そうすることで、車に乗れば楽しい場所へ連れて行ってくれると思うようになり、車でのお出かけがとても好きになってくれます。

◆なかなか車が好きになってくれない愛犬には・・・

犬にとって、食事をすることは大きな楽しみですので、車への抵抗感がなかなか抜けない犬には、車での食事を実践してみて下さい。そうすることで、車に乗れば食事が出来るということを覚えますので、車に対する抵抗感もすぐになくなるはずです。

カフェやレストランで過ごす

最近では、犬と一緒に入ることが出来るカフェやレストランも多くなっていますので、愛犬と一緒にカフェやレストランで過ごしたいという飼い主の方も多いのではないでしょうか。カフェやレストランは食事をする場所ですので、食べることが大好きな犬にとっては誘惑だらけの場所です。そんな場所でもおとなしくしていることが出来るよう、トレーニングを行う必要があります。

フセの姿勢で待つ

人間が食事をしているときは、愛犬にはおとなしくして欲しいものです。フセの姿勢をキープさせることが出来れば、安心をして食事をすることが出来るでしょう。そのためには、フセの声掛けをせず愛犬自らがフセの姿勢を取ってくれるのが理想的です。

トレーニング方法としては、いきなりカフェやレストランに連れていくのではなく、自宅での食事中にトレーニングをさせます。リードにつないで外出時と同じ状況をつくり、愛犬がフセの姿勢を取るのを待ちます。自らの意志でフセの姿勢を取ってくれたら、ごほうびをあげて褒めてあげましょう。その状態で食事をしたりお茶を飲むなどして過ごし、それでも愛犬がフセの姿勢をキープすることが出来れば、またごほうびをあげて褒めて下さい。自宅で飼い主が食事やお茶をしてもフセでじっとしていることが出来れば、カフェやレストランデビューをしても大丈夫でしょう。

◆最初は短時間の滞在から

カフェやレストランは自宅とは違う環境ですので、愛犬も気持ちを落ち着かせることが出来ず、自宅とは違う行動に走ってしまうこともあるでしょう。ですので、まずは短時間の滞在から始めるようにしましょう。少しずつ外の空間に慣れさせていき、徐々に滞在時間を延ばしていくことを勧めます。知らない人や犬に気を取られてしまうこともありますので、最初は人が少ない平日やテラス席を選ぶようにすると、愛犬も落ち着くことができ自宅でトレーニングをした成果を出すことも出来ると思います。

ドッグランに行く

ドッグランは、リードなしで犬が遊ぶことが出来るので、犬にとってはとても楽しい場所です。しかし、犬同士のトラブルが非常に多い場所でもあります。愛犬がドッグランに入ってもトラブルを起こさないかを見極めるためにも、まずはドッグランの周りを一周して愛犬や中の犬たちの反応を見るようにしましょう。愛犬や中の犬たちが吠えるなどして興奮をするようなことがあった場合、トラブルを引き起こす可能性が高いですので、ドッグランの中へ入れるのは止めた方がいいでしょう。ドッグランでのトラブルは、愛犬の問題と他の犬の問題の2つの問題がありますので、なかなかスムーズにいかないものなのです。

一緒に旅行をする

最近では、犬も一緒に泊まれるホテルが増えてきており、愛犬と一緒に旅行をしたいという飼い主の方も多いと思います。しかし、慣れない環境だと緊張をしたり興奮をしてしまう子も中にはいますので、旅行をしても大丈夫かの確認をまずは行うようにしましょう。飼い主の実家に愛犬を泊まらせるというのが、1番良い方法だと思います。慣れない環境におかれても、落ち着いて過ごすことが出来れば、旅行に連れて行っても問題ないと言えるでしょう。とはいっても、知らない場所だと少なからず緊張をしたり警戒心を持ってしまうものですので、愛犬が落ち着けるような環境づくりを飼い主がきちんとしてあげなければいけません。お気に入りのおもちゃや毛布などがあれば、旅行の際には持参をするようにして下さい。また、迷子になったときのための迷子札の装着や、身体の異変を起こしたときのために近くの動物病院をチェックしておくことも忘れないで下さい。