問題行動、トラブル④知らない人への警戒

日常生活を送っていると、愛犬が家族以外の人や犬と会う機会もあるでしょう。そんなとき、愛犬が出会う人や犬に対して警戒をしてしまい、吠えたりかみつくようなことがあっては、大きなトラブルへと発展をしかねません。犬によっては、知らない人や犬に対して強い警戒心を持ってしまうことがありますので、そういった犬へ行うべきトレーニングをご紹介します。

Case1 家族以外の人が苦手の犬へ行うべきトレーニング

犬が知らない人に対して警戒をしてしまうのは、接近をしてくる位置が非常に重要であることが分かっています。高い位置から近づくと、犬は威圧感を覚えてしまい、敵や怖い存在という認識を持ってしまい、自分を守るために吠えたりかみつくなどの行動に出てしまうのです。そういったことにならないために、犬と同じ目線に立って横から近づくようにして下さい。また、横から近づいても犬によっては知らない人への警戒心を強く持っていることもあります。そんな場合は、無理に近づこうとせずに、ある程度距離を保って犬が自ら人間の方へ近づくのを待つようにしましょう。知らない人に対して距離を縮めることが出来たら、以下のことを試してみましょう。より愛犬が知らない人への警戒心をなくすトレーニングになります。

・知らない人の手からごほうびをあげる

ごほうびをもらうということは、犬にとってとても嬉しいことです。ですので、ごほうびをくれる人に対しては警戒心を持たなくなります。知らない人に対する警戒心がある場合、ごほうびをくれる人だという認識を持つようになれば、その人に対しては警戒心を持たなくなります。ごほうびを持った手を近づけ、犬が自ら歩み寄ってごほうびを口にするのを待ちます。これを繰り返し行えば、ごほうびをくれる安心出来る人だという認識を持つようになり、知らない人に対する警戒心も薄れていきます。

・知らない人がからだを触る

手からごほうびを食べてくれるようになったら、より距離を縮めるために、身体を触ってスキンシップを取りましょう。方法としては、ごほうびを手であげながら反対の手で身体をなでてあげます。犬がこわばったり緊張をするようなことが無ければ、スキンシップを続けて下さい。

Case2 他の犬が苦手な場合に行うべきトレーニング

犬の中には他の犬が苦手で強い警戒心を持ってしまっている場合もあります。そんな犬が苦手な犬に対して行うトレーニング方法をご紹介します。

 他の犬への警戒心をなくすには、ごほうびを使ってあげることが非常に有効的です。方法としては、散歩などで他の犬と会う際にごほうびを与えてあげるのです。これを続けることで、他の犬に会う際にごほうびを貰えるという嬉しい認識に変わり、他の犬に会うことが苦痛ではなくなっていくのです。

◆犬が苦手な場合、気を付けておくこと

飼い主としては、他の犬と仲良くしてほしいという気持ちがあるかもしれませんが、他の犬が苦手な愛犬にとっては、他の犬と会うことは苦痛でしかありません。ですので、散歩の際に無理にリードを引っ張るなどして他の犬と仲良くさせようとしたり、たくさんの犬がいるドッグランで遊ばせるようなことはしないようにして下さい。愛犬のペースに合わせて、少しずつ他の犬に慣れさせてあげましょう。