犬を幸せ・嬉しい気持ちにさせるのがポイント

犬も考えて行動している

犬は、人間が思っている以上に賢い動物です。日常生活で何気なく取っている行動も、実は自分にとってプラスになることなのか、マイナスになることなのかを、きちんと考えて行動に移しているのです。そのため、自分にとってプラスだと感じた行動というのは、日常的に何度も繰り返すといった特徴があるのです。この犬の習性を知ることが、しつけにも大きく影響をしてきます。

プラスにならないことはやらない!

犬という動物は、自分にとってプラスになるか、マイナスになるかを考えて行動をしています。ですので、犬にさせたい行動がある場合は、その行動を行うことで自分にとってプラスになる、と思わせる事が大切なのです。犬にとっての幸せは、飼い主から褒められることですので、教えたことを行動にうつすことが出来た場合は、思いっきり褒めてあげるようにしましょう。褒めてあげることで犬は喜びを感じますので、その喜びをまた味わいたいと思い、教えたことをきちんと行動にうつすことが出来るのです。

人間の反応を見て犬は行動をしている

人間にとっては迷惑な行動であっても、犬にとってはプラスだと感じていることが日常生活の中で実は多々あるのです。多くの飼い主の方が経験をされたことがある困った犬の行動を3つ紹介させて頂きます。

本当の犬の気持ちを知ることで、そのとき取らなければならない人間の行動が分かると思います。

1:靴にイタズラをする 

玄関先に置いてある靴をくわえてどこかへ持って行ったり、靴を噛み続けたりといった行動は、多くの犬に見られます。そのとき、"人間は犬が加えた靴を取り上げようとしますが、その行動が犬からすると「遊んでもらえる!」という勘違いに繋がります。その勘違いによって犬は、「人間と遊びたいときは靴をくわえればいいのだ」と思い込んでしまうのです。

2:人間の食事の邪魔をする

人間と犬との食事は別の物という認識をさせなければいけません。食事中に愛犬がおねだりをしてきたら、ついつい「今日だけ」という気持ちになって人間の食べ物を与えてしまいますが、1度の甘えが癖になってしまうのです。

3:ウンチを食べる

ウンチを食べるという行動を犬が取ると、私たちはついつい焦ってしまい大きな声を出してしまいますが、それが犬にとっては「かまってもらえる」という勘違いを引き起こしてしまうのです。そうなってしまうと、かまって欲しいと思ったときにウンチを食べるようになってしまいます。

問題行動を止めさせるには「無視」が1番!

犬の問題行動に対して人間は、どうしても大げさに反応をしてしまいます。そのため、犬はかまって欲しいときに問題行動を取ってしまうのです。人間の反応が犬の問題行動を引き起こしていると言っても過言ではないのです。大げさな反応が問題行動を引き起こすきっかけになりますので、犬が問題行動を起こしたとしても「無視」をするのが1番効果的だと言われています。

犬にとって1番のマイナスは人間にかまってもらえないこと

犬に問題行動を止めさせるには、その行動が自分にとってマイナスであるということを感じさせなければいけません。犬にとっては、飼い主がかまってくれないというのが1番のマイナスになりますので、問題行動を取ったときには怒りたい気持ちを抑えて無視をするようにして下さい。

怒って止めさせるのが1番だと思っている方も、騙されたと思って「無視」という方法を試してみて下さい。犬にとって「無視」という行為は、思った以上に辛いことなのです。

怒ってばかりではダメ

しつけをしている最中は、犬の悪い行動にだけどうしても目がいってしまいます。しかし、愛犬の全ての行動が悪いわけではありません。正しい行動もきちんと取っていますので、そのときはしっかりと褒めてあげるようにしましょう。「してはいけない」という行動を教えるだけではなく、「して良い」という行動を教えてあげることが、飼い主と愛犬との信頼関係にも繋がるのです。

無視の後は正しい行動を教えよう

「してはいけない」と指導をするだけでは、愛犬は行動が制限されたと思ってしまい、とても窮屈になってしまいます。ですので、間違った行動を教えるだけではなく、正しい行動を教えるようにしてあげる必要があるのです。間違った行動を「無視」することで教え込み、正しい行動を「褒める」ことで教える、このセットが正しいしつけの方法です。