基本のトレーニング②誘導

」家の外に出ると、愛犬が飼い主家族以外の人と接する機会も少なからず出てきます。他人と接する際にトラブルを起こさないために、飼い主の指示に従って愛犬が身動き出来るようにしておく必要があります。

どのようにすれば、愛犬を思うように誘導することが出来るのか、今回は誘導を目的とした基本的なトレーニングをご紹介します。

Step1 飼い主の手の側にいる習慣を身に着ける

愛犬と飼い主の理想的な姿は、飼い主の身体に愛犬がぴったりと付くように歩くことです。その姿を目指して、まずは飼い主の手の側に身体を寄せるという習慣を身に着けさせましょう。

犬は鼻が利く動物ですので、飼い主がごほうびを手に持って、愛犬が自然と飼い主の手に引き寄せられるようにします。手を動かすなどして誘導を行い、きちんと手の動きに付いてきたら、ごほうびをあげるようにしましょう。これを繰り返すことで、愛犬は飼い主の手の動きに注目をするようになり、身体を寄せる習慣が身に着きます。

◆応用にも繋がる
飼い主の手に身体を寄せる習慣が身に着くと、その後の「お座り」や「伏せ」、「待て」といったトレーニングも行いやすくなります。

飼い主の側にいることが身に着くことで、自然と飼い主の動作や言葉に注目をするようになりますので、トレーニングの成果も出やすくなるのです。

Step2 誘導から次の動作へ

飼い主の側に身体を寄せて指示を待てる状態になれば、次の動作への指示を出してみましょう。

「お座り」や「伏せ」、「待て」といった基本的な指示を出します。そのときに飼い主が行う動作を指示の内容ごとにご紹介します。

・お座り
ごほうびを握った手を愛犬の鼻先に持っていき、グッと真上に引き上げます。そうすることで、愛犬の身体が座る姿勢になりやすく、「お座り」の指示を意識付けられるようになります。

・伏せ
ごほうびを握った手を愛犬の足元まで持っていきます。ごほうびを意識していることから、愛犬の身体は伏せの姿勢を取りやすくなります。

・待て
ごほうびを握った手を愛犬の鼻先に持っていき、そのままキープをします。飼い主の手の中にあるごほうびに集中をすることから、同じ姿勢をキープして「待て」の状態を保つことが出来るのです。