愛犬の健康を守るために

犬は体調が優れなくてもそれを言葉で人間に伝えることが出来ません。だからこそ、飼い主が日頃から愛犬の体調の変化を気にかけてあげなければならないのです。

愛犬の体調の変化に気付けるよう、毎日のチェックを欠かさないようにして下さい。顔部分と身体部分の大きく2つに分けで、ここでは愛犬のヘルスチェックをする際のポイントをお伝えしたいと思います。

ヘルスチェック(フェイス)

・目
目やにや涙、充血、腫れがないかをチェックして下さい。瞳がキラキラと輝いているかどうかで、

愛犬のコンディションを計ることも出来ます。

・耳
耳アカや耳だれ、異臭、炎症などが起こっていないかチェックして下さい。足で掻くような動作を頻繁にする場合、病気を発症している可能性もあります。

・鼻
犬の鼻は健康な状態だと湿っています。ただ、水滴が垂れるくらいに湿っていると、体調があまり良くないというサインにもなります。

・口
口臭がないか、ヨダレの出具合をチェックして下さい。

ヘルスチェック(ボディ)

・皮膚や毛
炎症やフケがないかチェックをして下さい。また、皮膚の変色も気にしてあげるようにしましょう。犬もアレルギーを持っています。皮膚のチェックは早期発見にも繋がるので大切です。

・足
歩き方を見ることで、関節や骨のトラブルをチェックすることが出来ます。

・生殖器
炎症や腫れ、出血、分泌物の有無をチェックしてあげましょう。

・肛門
出血や炎症を起こしていないかチェックをしてあげましょう。

その他のチェックポイント

・食欲
食べるということは健康に直結をします。普段通り食欲があるか、食事の量がいつもと違わないか、といったチェックは、愛犬の健康のバロメーターと言えるでしょう。

・排泄物
下痢や血便、血尿がないかをチェックしてあげましょう。

ワクチンの接種やフィラリア予防

 愛犬が健康な状態でいられるように、感染症予防のワクチンセッシュやフィラリア予防の投薬を積極的に行うようにしましょう。

選妊・去勢はすべき?

犬を飼われる方の中には、避妊や去勢の手術を検討される方もいらっしゃるでしょう。愛犬にとっては大きな選択となりますので、間違った選択はしたくないという気持ちでいらっしゃると思います。そういった方のために、避妊や去勢の手術のメリット・デメリットをお伝え出来ればと思います。女の子と男の子によってメリット・デメリットの内容が異なりますので、性別ごとにお話ししていきます。

<避妊手術>

メリット
最大のメリットは、望まない妊娠を避けることが出来るということです。愛犬の身体へのリスクはもちろんですが、生まれてきた子犬をどうするかという問題も避けることが出来ます。妊娠・出産での身体へのリスクもそうですが、乳腺や子宮、卵巣の病気のリスクを減らすことが出来ます。

10歳以上の75%が上記部分の病気を発症しているというデータもありますので、病気のリスクを減らすという意味でも避妊手術は有効的なのです。また、その影響もあるのか、避妊手術をしている犬とそうでない犬とでは、平均寿命に1.5歳の差もあると言われています。

デメリット
避妊手術によるデメリットは、術後にこどもを産ませたくても産ませることが出来ないことです。後悔してもどうすることも出来ませんので、慎重に決断をするようにしましょう。

また、術後のホルモンバランスの影響により、太りやすくなってしまうのですが、避妊手術をした犬用の市販フードがありますので、そこまで心配をする必要はありません。

<去勢手術>

メリット
男の子は縄張り意識が強いので、マーキングやマウンティング行動をよく行います。それによって、部屋が汚れてしまうといった問題を抱えていらっしゃる飼い主の方も多いです。

去勢手術をすることにより、マーキングやマウンティング行動を取らなくなりますので、室内で安心をして飼うことが出来ます。また、男の子の場合も、去勢手術をすることによって生殖器の病気を発症するリスクを下げることが出来ると言われています。

満たされない性欲でストレスが溜まることもありませんので、愛犬のストレス軽減にも効果をもたらしてくれます。

デメリット
女の子と同様に、こどもが欲しくてもできないというのがデメリットになります。また、術後にホルモンバランスの影響で太りやすくなってしまうという体調の変化も出てきます。

信頼出来る動物病院を見つけるには・・・

日常生活で飼い主が愛犬の健康を気遣っていても、体調不良を引き起こしたり、病気を発症してしまうことがあります。そんなとき頼れるのは動物病院しかありません。

動物病院の選択も愛犬の健康に影響を与えますので、良い動物病院を選んであげることも飼い主の務めだと思います。動物病院を選ぶ場合、どういったポイントに注目をすればいいか、3つのポイントをここでご紹介させて頂きます。

Point1 飼い主への丁寧な対応

インフォームド・コンセントがきちんと出来ているかは、きちんと見ておくようにしましょう。

病状の説明や薬の効果・副作用といったことを分かりやすく説明をしてくれているか、分からないことに対して丁寧に答えてくれているか、直接治療に関わることではないかもしれませんが、信頼出来るかどうかに大きく関わってきます。

Point2 緊急時の対応

体調の変化はいつ起こるかわかりません。そういったことを考えて、24時間診療を受け付けてくれる病院を選ぶようにすることをお勧めします。

Point3 犬への対応

獣医師や看護師の犬への接し方は、最もチェックをすべき点かもしれません。犬に対する愛情があるかないかによって、愛犬と飼い主、動物病院の信頼関係も変わってきてしまいます。